SHARE:

願望実現ワークをやめたくなった時|休む・減らす・変える判断法

願望実現ワークをやめたくなった時|休む・減らす・変える判断法

願望実現のワークを始めたころは、心が少し明るくなることがあります。

ノートを書く。
アファメーションを唱える。
ビジョンボードを見る。
新月に願いを書く。
朝と夜に、自分の意識を整える。

「これなら続けられそう」
「少しずつ変わっていけるかもしれない」

そんなふうに感じていたのに、ある日ふっと、手が止まることがあります。

ノートを開くのが重い。
アファメーションを唱える気になれない。
願いを見ると、少し苦しくなる。
ワークをしなかった自分を責めてしまう。

そして、こう思うのです。

「また続かなかった」
「私はやっぱり意志が弱いのかな」
「願望実現に向いていないのかもしれない」

でも、まず安心してください。

ワークをやめたくなる日があるのは、失敗ではありません。

それは、今のあなたにとって、やり方や量やタイミングが少し合わなくなっているサインかもしれません。

願望実現のワークは、自分を苦しめるためのものではありません。

本来は、願いに向かう心を整え、受け取れる自分に戻るためのものです。

だからこそ、重くなった時は、根性で続けるよりも、一度やさしく見直してあげることが大切です。

ワークが重くなる日は誰にでもある

最初に知っておいてほしいのは、どんな実践でも、重く感じる日はあるということです。

毎日同じ気分でいられる人はいません。

元気な日もあれば、疲れている日もあります。
前向きに願える日もあれば、願いを見るだけで焦ってしまう日もあります。
ノートが楽しい日もあれば、文字を書くことさえ負担に感じる日もあります。

それは、あなたが後退しているからではありません。

心にも、身体にも、波があります。

波が下がっている時に、いつも通りの量をこなそうとすると、ワークそのものが苦しくなります。

たとえば、元気な日は10分歩けても、疲れている日は玄関まで行くだけで精一杯かもしれません。

それでも、玄関まで行けたなら、その日の自分にとっては十分な一歩です。

願望実現ワークも同じです。

毎日しっかり書く日があってもいい。
一行だけの日があってもいい。
何もしないで休む日があってもいい。

大切なのは、止まった自分を責めることではなく、今の自分に合う形へ戻していくことです。

続けることより、苦しくしないことが大切

願望実現では「続けること」が大切だと言われます。

たしかに、日々の小さな実践は、意識の向きを少しずつ変えてくれます。

けれど、ここで大切なことがあります。

続けることは大切ですが、苦しみながら続けることが正解とは限りません。

ノートを書くたびに自己否定が強くなる。
アファメーションを唱えるほど「でも現実は違う」と苦しくなる。
ビジョンボードを見るたびに、今の自分との差を感じて落ち込む。
新月の願いごとが、いつのまにか義務になっている。

こういう状態になっているなら、そのワークは今のあなたにとって少し重いのかもしれません。

ワークは、あなたを追い詰めるための宿題ではありません。

願いとの関係を、やさしく整えるための道具です。

道具は、使う人の状態に合わせて持ち替えていいのです。

大きなハサミが重いなら、小さなハサミに変える。
硬い靴が痛いなら、柔らかい靴に履き替える。
今のワークが重いなら、もっと軽い形に変えていい。

願望実現は、苦しさに耐えた量で決まるものではありません。

むしろ、自分に合うペースを見つけられた時、長く続けやすくなります。

やめるべきサイン、休むべきサイン、変えるべきサイン

ワークが重くなった時は、すぐに「やめる」か「続ける」かの二択にしなくて大丈夫です。

まずは、今の状態を三つに分けて見てみましょう。

やめるべきサイン

そのワークをすると、強い自己否定が出る。
不安や焦りが明らかに強くなる。
「これをしないと悪いことが起きる」と怖くなる。
義務感や恐怖で続けている。
終わったあと、心が軽くなるどころか消耗している。

こういう時は、そのワークはいったんやめて大丈夫です。

やめることは、逃げではありません。

今の自分を守るための選択です。

願望実現のワークは、不安を増やすためのものではありません。
自分を責める材料になっているなら、距離を置いてかまいません。

休むべきサイン

ワーク自体は嫌いではないけれど、最近疲れている。
ノートを開く気力がない。
眠さやだるさが強い。
考えることが多すぎて、頭がいっぱい。
願いよりも、まず休みたい感覚がある。

こういう時は、やめるよりも、休むことが必要かもしれません。

心が疲れている時に、無理に願いを整えようとすると、かえって願いが重く感じられます。

そんな日は、「何もしない」ことをワークにしてもいいのです。

休むことも、受け取る練習です。

自分に休息を与えることは、「私は大切にされていい」と身体に教えることでもあります。

変えるべきサイン

やり方は嫌ではないけれど、量が多い。
毎日続けるのが負担になっている。
前は合っていたけれど、今は少し違う感じがする。
もっと簡単なら続けられそう。
内容を今の願いに合わせ直したい。

こういう時は、ワークをやめるのではなく、形を変えるのがおすすめです。

10分を1分にする。
毎日を週3回にする。
長い文章を一言にする。
完璧なノートではなく、スマホのメモにする。
朝夜両方ではなく、夜だけにする。

続かないのは、あなたが弱いからではなく、今の形が少し重いだけかもしれません。

30秒版に戻すという選択

願望実現ワークが重くなった時、いちばんおすすめなのは「30秒版」に戻すことです。

30秒なら、完璧に整える必要はありません。

ノートを開けない日でも、スマホに一行だけ書けます。
アファメーションを長く唱えなくても、一言だけで済みます。
ビジョンボードをじっくり眺めなくても、画像を一枚見るだけで十分です。

たとえば、こんな30秒版があります。

「今日の願いを一言だけ書く」
「今の感情を一語だけ書く」
「今日受け取ったものを一つだけ思い出す」
「私は受け取っていい、と心の中で一度だけ言う」
「深呼吸を三回して、今日はここまでと決める」

これだけでも、流れは完全には切れません。

むしろ、苦しくなった時に30秒版へ戻れる人は、ワークを長く続けやすくなります。

大切なのは、毎日完璧にやることではありません。

重くなった時に、自分を責めずに小さな形へ戻れることです。

願望実現は、階段を一段も飛ばさずに上がるようなものではありません。

時には踊り場で休んでいい。
時には一段戻ってもいい。
また進めそうな時に、そこから始めればいいのです。

また始めるための再開ルール

一度ワークが止まると、再開するのが重く感じることがあります。

「何日も空いてしまった」
「最初からやり直さなきゃ」
「前のノートを見るのが気まずい」

そんなふうに感じるかもしれません。

でも、願望実現ワークに「取り返しのつかない遅れ」はありません。

また始める時は、次のルールを使ってみてください。

1. 空白の日を責めない

まず、休んだ日を失敗にしないことです。

空白は、あなたが怠けていた証拠ではありません。

その時のあなたには、休むことや、別のことに意識を向ける必要があったのかもしれません。

ノートにこう書いてみてください。

「休んでいた間も、私は私のペースで生きていました」

これだけで、再開のハードルが少し下がります。

2. 前回の続きから始めなくていい

止まったワークを再開する時、必ず前回の続きから始める必要はありません。

今の自分に必要なページから開いていいのです。

過去の願いに気持ちが向かないなら、今の願いを書き直しても大丈夫です。
前のアファメーションがしっくりこないなら、新しい言葉に変えていいです。
前のやり方が重いなら、30秒版から再開していいです。

願いも、自分も、日々少しずつ変わります。

今の自分に合う入口から戻ればいいのです。

3. 再開初日は物足りないくらいで終わる

再開した日は、がんばりすぎないことも大切です。

止まっていた分を取り戻そうとして、急にたくさん書くと、また重くなりやすいからです。

再開初日は、一行で十分です。

「今日、また戻ってきました」
「今の私は、少しずつ整え直しています」
「今日は一行書けたので、それで十分です」

このくらい軽く終えてください。

物足りないくらいで終わると、次の日も戻りやすくなります。

ワークはあなたを責めるものではない

願望実現ワークをやめたくなった時、そこには必ず理由があります。

疲れているのかもしれません。
やり方が重くなっているのかもしれません。
願いとの距離が近すぎて、焦りが出ているのかもしれません。
今の自分には、別の整え方が必要なのかもしれません。

どんな理由であっても、まずは自分を責めないでください。

ワークは、あなたを管理するためのものではありません。

あなたが自分の心に戻るためのものです。

続けられる日は、続ければいい。
重い日は、減らせばいい。
苦しい日は、休めばいい。
合わなくなったら、変えればいい。

それで大丈夫です。

願いは、あなたを追い立てるためにあるのではありません。

あなたが本当はどこへ向かいたいのかを、そっと教えてくれる灯りです。

その灯りを見るのがつらい日は、少し目を休めてもいいのです。

また見られる日に、もう一度そっと向き合えばいい。

今日できることが30秒だけなら、その30秒を大切にしてください。

それも、願いへ戻る立派な一歩です。

この記事が気に入ったら
フォローしよう
最新情報をお届けします
あなたへのおすすめ