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小声アファメーションのすすめ|大きな声で唱えられない人へ

小声アファメーションのすすめ|大きな声で唱えられない人へ

アファメーションを試してみたいと思っても、「鏡の前で、大きな声で自分に言葉をかける」というイメージが先に浮かんで、なんだか気が引けてしまう。一人暮らしならまだしも、家族が近くにいる環境では、声に出すこと自体が、ちょっと恥ずかしい。

そうして、「自分には、アファメーションは向いていないのかもしれない」と、始める前から諦めてしまう人は、案外多いものです。

でも、アファメーションは、大きな声で、はっきりと唱えなければ効果がない、というものではありません。小さな声でも、声に出さなくても、十分に意味のある実践になります。恥ずかしさを感じる人ほど、自分に合った、静かな形で続けていくことができるのです。

アファメーションは、大きな声でなくても届く

アファメーションという言葉から、多くの人が、力強く、はっきりとした声で言葉を発するイメージを持っています。たしかに、そうしたスタイルを好む人もいますが、それが唯一の正しい方法というわけではありません。

アファメーションの本質は、声の大きさではなく、「同じ言葉を、くり返し自分に向けていくこと」にあります。声の大きさよりも、その言葉に、どれだけ自分の意識を向けられているかのほうが、ずっと大切です。

小さな声でつぶやくのと、大きな声で唱えるのと、効果に大きな差があるという根拠はありません。むしろ、無理をして大きな声を出すことに気を取られてしまうと、言葉そのものに意識を向けることが、難しくなってしまうこともあります。自分にとって、自然に続けられる声の大きさで、十分なのです。

小声・心の中・書くだけでも十分

アファメーションには、いくつもの形があります。

声に出す方法としては、大きな声だけでなく、ささやくような小さな声でも構いません。誰かに聞かれる心配がある環境では、口の中だけで、ほとんど声にならないくらいの小ささでも、十分に実践になります。

声に出すことが難しい場面では、心の中で、ただ言葉を思うだけでもかまいません。電車の中や、人がいる場所でも、心の中であれば、いつでも、どこでも実践することができます。

そして、声を使わない方法として、ノートに書くという形もあります。同じ言葉を、毎日、ノートに一行だけ書いていく。これも、十分に効果的なアファメーションの形です。声に出すことに抵抗がある人には、むしろ、こちらの方法のほうが、続けやすいことも多いのです。

恥ずかしさがある時は、言葉をやわらげる

声に出すことへの恥ずかしさだけでなく、言葉の内容そのものに対して、抵抗を感じる人もいます。「私は完全に幸せです」というような、現状とかけ離れた、強い言葉に対して、心がついていかないという感覚です。

そんなときは、言葉そのものを、もう少しやわらかい表現に調整してみてください。

「私は完全に幸せです」ではなく、「私は、幸せに向かって、少しずつ進んでいます」。 「私は絶対に成功します」ではなく、「私は、自分のペースで、進んでいくことを選びます」。

強く言い切る言葉に抵抗があるなら、進行形や、向きを示す言葉に変えてみる。これだけで、心への馴染みやすさが、ずいぶん変わってきます。アファメーションは、決まった言葉を、決まった形で唱えなければならないものではなく、自分の心が、いちばんホッとできる言葉を選んでいい実践です。

生活の中に自然に入れるタイミング

アファメーションを、新しく特別な時間を作って行う必要はありません。すでにある、日常の隙間に、自然に組み込んでいく方法をご紹介します。

歯を磨いている時間。鏡を見ながらでも、見なくても、心の中で、その日の言葉をひとつ思ってみる。

電車やバスの移動時間。窓の外を眺めながら、心の中で、同じ言葉を、ゆっくりとくり返してみる。

布団に入って、眠りにつく前の時間。声に出さず、ただ心の中で、その日の最後に、自分に向けたい言葉を、ひとつだけ置いてみる。

こうした時間は、もともと、すでにあなたの一日の中にあるものです。新しく時間を確保する必要はなく、今ある時間の中に、ほんの数秒、言葉を重ねるだけで、アファメーションは、十分に実践できます。

小声で使えるやさしい言葉集

最後に、声に出すことに抵抗がある人でも使いやすい、やわらかいアファメーションの例をいくつかご紹介します。

「私は、少しずつ、安心に近づいています」 「私は、今日できたことを、ちゃんと認めます」 「私は、自分のペースで進んでいくことを、自分に許します」 「私は、受け取ることに、少しずつ慣れていきます」 「私は、今のままでも、大切な存在です」

これらの言葉は、どれも、強く言い切る形ではなく、やわらかく、今の自分に寄り添う形になっています。声に出しても、心の中で思っても、ノートに書いても、どの形でも十分です。自分が、もっとも自然に続けられる方法を選んで、今日から、ほんの小さな実践を始めてみてください。

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